米国で新業界団体「機能性キノコ協議会」
米国で新しい業界団体「機能性キノコ協議会(Functional Mushroom Council)」が正式に立上ったことを、米国業界誌の「Supply Side Supplement Journal」が12月6日に報じた。
協議会は機能性キノコの研究の促進、消費者と業界への教育、キノコ製造などに係る企業の支援を使命に2024年に発足。キノコ栽培業者、供給業者、ブランドメーカーがなど参画し、米国最大級の健康食品展示会「Supply Side Global 2025」で正式に始動した。
同協議会は、生理活性物質の測定、品質評価のための検査方法の確立、統一された科学基準の策定、市場に出回る製品の明確な理解にに焦点を当て活動するとしており、現在、Amazonなどで販売される製品の品質と同一性調査を行っており、その検査結果を3月に開催される米国最大級のウェルネスフード展「Natural Products Expo West」で発表する予定としている。また、同協会の規定を満たしたキノコ原料を配合した製品に「FMC認証シール」を表示できるという認証制度の計画を進めているという。

