JARO、25年度上半期「苦情」最多の7088件
日本広告審査機構は12月22日、2025年度上半期の苦情受付状況とトピックスを発表、「苦情」が前年同期比70%増の7088件で過去最多となったことが分かった。
6月に性的な広告に対する報道等があり、苦情が全体的に増加。特に気持ち悪い・汚い表現、性的、猟奇的・ホラー的な表現などの広告表現に対する苦情が増加し、同73・1%増の7088件だった。苦情を業種別にみると、1位は「電子書籍・ビデオ・音楽配信」が最も多く、同445・9%増の857件。
「健康食品」は8位で184件で同5・2%と減少した。JAROの担当者によると「保健機能食品」は同3・3%減の122件。誇大な効果表現、不快な表現に関する相談が多く寄せられた。
委員会で審議した結果をJAROの意見として広告主に伝える「見解」は厳重警告3件、警告6件を発出。また、審議を経ずに発信する「事務局からの文章発信」は3件だった。「健康食品」に関しては、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病を挙げ、当該食品を摂取すれば長年病気を患わないかのように表示していたテレビ通販広告に厳重警告を行った。また、インスリン近似成分、内科でも販売しているなどと表示していた機能性表示食品のインターネット広告にも厳重警告を行った。

