食薬区分改正案、非医薬品候補に4成分

 厚生労働省は8月29日、食薬区分の一部改正案について意見募集を開始した。「医薬品リスト」に1成分、「非医薬品リスト」に4成分を追加する案。9月28日まで意見を募集する。

 改正案では、「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」(医薬品リスト)に、「6-メチルニコチン」を追加することを示した。医薬品成分の「ニコチン」と類似の化学構造で、毒劇薬指定成分に相当すると判断した。

 「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」(非医薬品リスト)の追加候補は4成分。緑藻の一種「クラミドモナスラインハルチー」は、国外で食経験があり、安全性に問題はないと判断した。一部の国の民間療法で用いられる「コウキクサ」、国内外で食経験がある「ミジンコウキクサ」についても、安全性に問題はないとみなした。これら植物由来物3成分については、非医薬品リストに「学名」欄を追加する見直しが行われた場合、改正案の「他名等」の記載内容を「学名」欄に記載する予定としている。

 化学物質等では、「イソリキリチゲニン」が非医薬品リストの追加候補に。国内外で医薬品としての使用実態はなく、「一般的に食品中にも存在する成分本質」であり、安全性に問題があるとは考えられないことから、「非医」が妥当としている。