日健栄協セミナー、機能性表示食品の今後など
日本健康・栄養食品協会は11月3日、「日健栄協セミナー」を開催、オンライン合わせて100人が参加し、機能性表示食品制度の今後に関する講演が行われたほか、健康食品の消費者調査結果等が紹介された。
同協会会長の山東昭子氏は冒頭の挨拶で今回のセミナーについて、これまでは「トップセミナー」として開催してきたが今年から「日健栄養協セミナー」に名前を変更して開催するとした。


講演では消費者庁長官の堀井奈津子氏は消費者行政の最近の動向を説明。機能性表示食品制度について、改正内容を紹介し、健康被害情報の集住、錠剤、カプセル剤等形態のGMP導入、届出表示の変更、自己点検報告などについて事業者に協力を呼びかけた。また、11月26日に開催された機能性表示食品の「自己点検」に関する説明会では200件近くの質問が寄せられたことを紹介。現在質問を精査して、ホームページ上で公表できるよう庁内で動いているとした。また、サプリメントの規制のあり方については、消費者庁と厚労省が毎週のように打ち合わせをして検討を進めていると説明した。

