米FDA、「人工着色料不使用」表示の使用拡大へ

 米FDAは1月5日、石油由来着色料を含まない製品についてパッケージに「人工着色料不使用」と表示することを許可する方針を明らかにした。

 石油由来着色料の使用を段階的に廃止する取り組みはトランプ政権の進めるMAHA「Make America Healthy Again」運動の一環として昨年4月から始動したもの。これまで、天然由来かどうかに関わらず、添加された着色料が一切含まれていない場合のみに表示されてきた「人工着色料不使用」表示を、天然由来着色料の使用拡大増加のため、天然由来着色料を使用している製品にも拡大するという。また、新たに着色料「beetroot red」の使用を承認し、「Spirulina extract」の使用拡大を承認したとした。これにより、MAHA運動で承認された着色料は6つになるという。

 FDAは「天然由来着色料を『人工』と呼ぶことは消費者にとって混乱を招き、企業が代替食品着色料の選択肢を探求する妨げになることを認識している」とコメント。その上で、一連の措置は毎日食べる食品に天然由来着色料を使用する障壁を取り除き、企業が天然由来着色料を使用しやすくするとしている。