富士カプセル、開発展で新剤型「水封カプセル」披露
富士カプセルは、新たな剤型として、水・水溶液封入カプセル「WATERCAP]を食品開発展で披露する。
これまで困難とされてきた水や水溶液を安定的にソフトカプセルに封入することに成功。剤型は固形タイプと柔軟タイプの2種を用意する。水・水溶液、封入層、皮膜を重ねた3層構成のほか、固形タイプでは皮膜を除いた2層カプセルもラインアップする。
2層固形タイプを用いた水封入率の検証試験では、22℃40%RH以下の環境に放置した際で、12ヶ月にわたり100%に近い水封入率を保持することに成功。体内での崩壊性にも優れており、経口摂取あるいは口腔内での溶解・咀嚼により内容物を放出するという。サプリメントや各種調味料、ペットフードのほか、化粧品、飲料、介護食にも応用できるとしている。

