大同薬品工業、生産ラインの縮小・変更を発表
大同薬品工業は、医薬系ドリンク剤の需要減少を受け、関東工場の瓶ドリンクラインをパウチラインに変更すると同時に、本社工場の瓶ドリンクラインを縮小する。ダイドーグループホールディングスが発表した2025年度第2四半期決算概要の中で明らかにした。
2026年度から2027年度にかけて、本社第一工場および第二工場の瓶ドリンクラインを、現在の4ラインから3ラインに縮小。関東工場のドリンクラインをパウチラインに変更する。
関東工場では、調合スケールの拡大を図り、年間5000万袋の医薬系パウチ製造を実現するとしている。製造設備の更新、ラインテスト等を経て、2026年度中の本格稼働を目指す。関東工場の稼働に伴い、パウチ専用の本社第三工場では、医薬系に加え、食品系パウチ製品の一部受注にも対応する余裕ができるという。
(健康産業速報2025年9月30日号) ※内容は掲載当時のものです

