小林製薬、梅丹本舗を吸収合併
小林製薬は10月8日、完全子会社の梅丹本舗を12月31日に吸収合併すると発表した。
小林製薬は2019年に梅丹本舗の株式を譲り受け、グループ企業として梅肉エキスを使用した製品の製造を行ってきたが、今年、製造販売を行う紀の川工場を閉鎖した。4月14日の発表では、「梅という素材の持つ可能性を精査することを含め、中長期的には新製品としての可能性を検討していく」としていたが、検討を重ねた結果、梅丹本舗製品の新製品開発は今後行わないとした。これに伴い、グループ全体の経営資源の最適化を図ることを目的に、合併を実施するという。

