富士経済、25年サプリ市場微増の1兆876億円

 富士経済は11月14日、「H・Bフーズマーケティング便覧2026No.1-機能志向食品編-」を公表、2025年のサプリメント国内市場について、前年度比0.4%増の1兆876億円になるとの見込みを示した。

 調査は、特保や機能性表示食品、栄養機能食品を含むサプリメントを対象に実施した。2024は一部サプリメント製品での健康被害問題の影響で、カテゴリー問わず定期購入契約の解約や広告のレスポンス低下などがみられ、需要減退により市場はマイナスとなったと指摘。25年はインバウンド需要の好調で市場は回復に転じるものの、離脱した定期顧客の回復が弱いため微増にとどまるとした。

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