米FDA、着色料「オレンジB」許可取下げ方針
米国FDAは17日、着色料「オレンジB」の使用許可を取り下げることを発表した。10月16日まで意見を募集する。
FDAはトランプ政権が進める「米国を再び健康にする」取り組みの中で、石油由来の着色料を段階的に廃止するとの政策を行っており、これまで食用赤色3号などの使用を取り消すとの発表をしてきた。今回発表されたのは、着色料「Orange B」を2026年度の学校給食から不使用とするというもの。また、2027年には食品においての使用を禁止することを盛り込んだ。
FDAは今後、石油由来の着色料「FD&C Green No.3」「FD&C Yellow No.5」など6つの着色料について、安全性などの審査をを行う化学物質リストに収載。石油由来着色料を排除する取り組みを促進していくとしている。

