タンパク補給食品市場 25年見込 4%増で3000億円突破 富士経済調査 プロテイン好調

 2025年のタンパク補給食品の国内市場規模が見込みで3000億円を突破したことが、富士経済が11月20日に発表した調査結果で示された。好調なカテゴリーとして、飲料を含むプロテインを挙げている。

 調査は9~10月、タンパク質摂取をコンセプトとした商品を対象に実施。サプリメント(プロテイン、食事代替ダイエット食品など)、加工食品(サラダチキンなど)、飲料・デザート(プロテインドリンクなど)、菓子・シリアル(プロテインバーなど)、その他(大人向け粉ミルクなど)ーーーーの計12品目について調査。その結果を「タンパク補給食品2025安定成長期におけるユーザー動向の変化」としてまとめた。

 24年のタンパク補給食品市場について、ライトユーザーからヘビーユーザーのステップアップがみられたと分析。トレーニングを行う消費者を中心に需要が増えたことなどから、市場は安定した伸びが続き、前年比3.5%増の2966億円になったとした。

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