米FDA サプリのラベル見直しへ 「免責事項」記載要件の改正検討 業界団体は歓迎

 米国FDA(米国食品医薬品局)は12月11日、サプリメントのラベルに必要な免責事項の要件を見直す方針を発表した。製造業者等に書簡を発出、「ラベルの煩雑さと不要なコストを削減することになる」としている。業界からは、免責事項の重複表示は負担が大きいとして、FDAの対応を歓迎する声が挙がっている。免責事項の表示自体は引き続き義務付ける。

 1994年に制定された栄養補助食品健康教育法(DSHEA)では、サプリメントにおいて、構造や機能性を表示する場合、その箇所に隣接する箇所もしくは「*」を表示して「この表示は食品医薬品局により評価されていません。この製品は、疾病の診断、治療、治癒、または予防を意図したものではありません」との免責事項を太字で表示する必要がある。また、免責事項は、構造機能表示がある製品ラベルの「各面に表示されなければならない」と規定している。

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