米CRN、プロテイン重金属量表示に反対声明

 米国栄養補助食品業界団体のCRN(Council for Responsible Nutrition)は、カリフォルニア州で先週提出されたプロテインパウダー製品に重金属検査を義務づけるとした法案に反対する声明を発表した。

 法案は、昨年10月に消費者団体のコンシューマー・レポートが作成した調査結果で、多くのプロテインパウダーに過剰な鉛が含まれているとする結果を受けてSteve Padilla上院議員が先週提出したもの。調査によると、検査されたプロテイン製品の多くが、独自に設定した鉛摂取に関する懸念レベルである1日当たり0・5㎍を超えているとしている。

 法案では、プロテインパウダー製品に含まれる重金属の種類と量をパッケージに表示することを義務化することなどを盛り込んだ。Steve Padilla上院議員は、コンシューマー・レポートの調査結果を提示し、プロテイン製品の監督が不十分であると主張している。

 法案に対し、CRNは消費者を混乱させ、コストを増加させ、30年以上にわたり栄養補助食品を統治してきた国家システムを損なうリスクがあると反対声明を発表。負担の大きい要件を作り出し、実際の害とは無関係に消費者に警戒的なメッセージを送る見当違いなアプローチと非難した。また、農産物や肉類など消費者が摂取する多くの食品にも微量の重金属が含まれている現実を無視してると指摘している。