インドネシアで美容展、400社超が出展

  インフォーママーケッツインドネシア主催の「コスモボーテインドネシア」が10月1~3日にジャカルタで開催され、化粧品の原料・OEM・ODM企業が400社以上出展した。展示会は今回で19回目。過去最大規模での開催となった。

 インドネシアは赤道直下で、紫外線が強いことからスキンケア製品の需要は旺盛。また、メンズコスメのスキンケア製品が、敏感肌へのケア製品として注目されている。

 会場では、赤ちゃん専用化粧品のOEM・ODM・製品を展示しているところも多くみられた。PDRN・エクソソームを配合した製品は、インドネシアに上陸したばかりで、市場への認知はまだまだこれからだという。美容に関わる健康食品については、プロバイオティクス製品についての引き合いが多く、女性の健康に着目した製品も注目されている。購入者層は、若い男性・女性が中心という。

 中国企業の出展も目立ち、中国浙江省の化粧品業界団体が大きなブースを構えており、省をあげて中国の化粧品をインドネシアに展開する活動を行っていた。ベビー用製品やNMN配合の健康食品が展示された。

 中国の容器OEM企業の担当者によると、「中国で出展をしていた時、マレーシアやインドネシアから多くの来場者があった。だから今回、インドネシアでの出展を決めた」と述べた。また、中国のある化粧品OEMメーカーの担当者は「普段は欧州の顧客を相手にしており、新規開拓のために出展している」と話した。

 10月から施行されるハラル認証義務化について来場者に話を聞くと、「ハラル認証義務化が施行された背景には、マレーシアとのハラル認証についての覇権争いがあるのではと考える。ハラル認証は義務化されたとはいえ、ノンハラルのマークをつけていればインドネシア国内で売れる。しかし、インドネシアの法律は、数日で撤回されたりする事例があるので、動向は注視し続けなければいけない」と述べた。

 日本の化粧品・健康食品のインドネシアでの展開について、「日本企業の現地法人の代表と話していても、どの製品が売れるかは展示会などで市場に出してみないとわからないという。健康食品については、高級品となるので主に富裕層がターゲットとなる。しかし医師の監修がないと相手にされない」との声が聞かれた。