SAC研究会、新知見発表 認知機能で新届出も
ニンニクに含まれるS-アリルシステイン(SAC)の機能性研究と情報発信を行うSAC研究会は10月13日、都内で第5回研究集会を開催、新知見発表が相次いだ。
冒頭、研究会事務局の丸勇史氏(備前化成・研究開発部)は、2021年に発足した研究会の活動として、「SACに関する学術・研究情報の収集」「研究集会の開催」「研究会のロゴマークの商品パッケージへの使用」を進めていくとした。
康生会武田病院消化器センター長の市川寛氏が基調講演を実施。運動や超音波刺激が生体の抗酸化能誘導に有用であることに加え、SACについて、線虫の抗酸化能が顕著に誘導されることを突き止めたことを報告した。運動は骨格筋を、低出力超音波は皮膚・皮下組織を、SACは消化管上皮を起点に、生体全体の抗酸化能誘導を高める可能性があるとし、「これらを用いた抗酸化能制御法の確立は、酸化ストレス関連疾患の予防、サルコペニア対策、健康寿命延伸に向けた新たな介入戦略となることが期待される」とした。

