都のプロジェクト、「グリーン水素」でリップクリーム開発

 東京都は10月14日、民間企業と協業し、「グリーン水素」を活用して出来た原料を使用したリップクリームを開発したと発表した。

東京リップバーム

 都は、「水素を使う」アクションを官民連携で加速させることを目的とした「TOKYO H2プロジェクト」を推進している。従来の水素は、石油・天然ガスなどの化石燃料や水を電気分解してつくられるが、「グリーン水素」は、水力、風 力、太陽光などの再生可能エネルギー由来の電力を利用して製造できる。

 今回、プロジェクトの一環として、資生堂、資生堂クリエイティブ、トキワ、日興リカ、二和印刷が参画し、「グリーン水素」を活用した「TOKYO LIP BALM(東京リップバーム)」を開発した。昨年10月にオープンした東京都京浜島グリーン水素製造所で製造したグリーン水素を、日興リカがリップクリーム原料の「ポリイソブテン」に添加し、トキワが製品化した。11月4日から都内で開催されるイベントなどで無料配布するとしている。

 都の担当者は、リップクリームの開発・配布を通じて、消費者にグリーン水素を知ってもらい、企業にグリーン水素の活用が普及していくきっかけとなったらと話した。