米ホールフーズがトレンド予測「ビュートリション」など 日本のコンフォートフードも
米国大手スーパーマーケットのWhole Foods Marketは10月14日、「2027年食品・飲料トレンド予測」を発表、インナーケア需要の高まりを踏まえた「美容栄養」や、腸に優しい「豆類」などを挙げた。日本のコンフォートフードも入った。

同社がトレンドになると予測したのは、①テロワールの新たな領域、②ビュートリション(美容栄養)、③洋食効果(The Yōshoku Effect)、④料理の再発明、⑤食材のミニマリズム、⑥より良く仕上げた苦味、⑦ゼロウェイスト2.0、⑧ビーンブームの8ジャンル。①のテロワールとは、食品の味・特長に関与する産地等を指し、この概念はワインだけでなく、海産物などにも広がっているとした。
②のビュートリション(Beautrition)については、消費者がコラーゲン、抗酸化物質、健康的な脂質、保湿成分など「内側からの美しさ」を求めていることを指摘。コラーゲンのゼリースティッや、美肌グミ、飲む日焼け止めなどが市場に登場していることを挙げた。
③の「洋食効果」では、日本のコンフォートフードが米国で勢いを増していると指摘。関心の多くは、ヨーロッパやアメリカ料理を日本の味覚に適合させた「洋食」に集中しているとした。具体的には、とんかつやカレーライス、オムライスなどを挙げ、日本のコンフォートフードがパントリー食品や調味料、ベーカリー、乳製品まであらゆるものを通じて食品売り場に広がっているとした。
⑥の「より良く仕上げた苦味」については、消費者は、苦いものを選択する複雑な嗜好へと移行していると指摘。味覚の広がりや消化の健康、そしてアルコールを飲まない「ソバ―キュリアス」運動の浸透から、苦みのある食材がレストランのメニューや包装食品・飲料に登場していると指摘。スピリッツ風の飲料や、甘草の根・キヌアが配合されたチョコレートや苦味のエンダイブ、菊の花ある野菜が店頭に広く並んでいるとした。
⑦の「ゼロウェイスト」は、廃棄物や無駄・消費をなくし、ごみを出さない社会を目指す概念。アップサイクルがトレンドを主導しているとした。
⑧の「ビーンブーム」では、消費者がたんぱく質と食物繊維を求める中で、予算と腸に優しい豆類が人気になりつつあると指摘。バタービーンズからひよこ豆、レンズ豆など様々な豆を配合した

