国環研、「健康と地球環境」両立の食事解説

 国立環境研究所は日、人の健康と地球環境を両立する食事「プラネタリーヘルスダイエット」を解説する日本語版インフォグラフィックを公開したと発表した。

 プラネタリーヘルスダイエット(Planetary Health Diet=PHD)は、2019年に食・健康・環境分野の専門家からなるイート・ランセット委員会が提唱した食事指針。野菜や果物、豆類、全粒穀物など植物性食品を中心に、肉や魚、乳製品を必要に応じて適量取り入れることで、人々の健康と地球環境の持続可能性の両立を目指すというもの。

 これまで、PHDの考え方や実践方法を分かりやすく伝える日本語資料は限定的だった。環境負荷や健康面に関する科学的知見を統合的に紹介した資料も十分ではなかったことから、環境パフォーマンス評価の専門家が集うエコバランス国際会議の実行委員会と共同制作した。


 インフォグラフィックは、食に関する温室効果ガス排出量などの環境影響、日本人の現状の食生活と、健康と環境の両立を目指した国際的な推奨水準との違いなどを、図表やイラストを用いて分かりやすく解説した。


 11月10~13日に名古屋で開催されるエコバランス国際会議内で、PHDの考え方を取り入れたメニューを提供する予定としている。